DR. W.E. “ED” BOSARGE

Quantlab Financial, LLC. 共同創設者・CEO、Capital Technologies, Inc. 創設者、Black Beret Life Sciences, LLC. 創設者・会長

W.E. “Ed” Bosarge(エド ボサージ)は、高等数学を金融、医療、エネルギー分野に応用するパイオニアとして世界的に知られています。 現在まで60年以上にわたる輝かしい経歴において、同氏はグローバルな展望と影響力で多くのビジネスを創出し成功に導くと同時に、非常に多彩な科学や金融の問題に対する革新的かつ実際的な解決策を生み出してきました。

アラバマ州モービルで生まれ育った同氏は、ジョージア工科大学(Georgia Tech)で応用数理学を専攻し、1961年に理学士を取得して卒業しました。 そして2年後、フルブライト奨学生としてジョージア工科大学応用数理学修士号を取得しました。 その後、IBMに入社し、NASAのサターン ロケット プログラムのためにコンピュータ化航行・誘導システムの設計に携わり、数百人からなるプログラマーチームの監督を担当しました。 さらに、ブラウン大学で応用数理学博士号を取得し、1960年代後半に IBM サイエンティフィック・センター(IBM Scientific Center)とライス大学(Rice University)で職務を兼任し、非線形数学を教えながら多彩な研究問題に取り組みました。一例として、高名な心臓外科医 Michael DeBakey(マイケル・ドゥベイキー)による初めてのヒト心肺移植につながるテクノロジーの完成に貢献しました。

1970年代後半になると、地球物理学に重点を移し、石油・ガス探査会社 Texas General Resources(テキサス・ジェネラル・リソーシズ)を設立しました。 大胆な構想に経験から培った緻密さを組み合わせる独自のスタイルで、同氏はテキサス・ジェネラル社を同業部門のトップ企業に押し上げ、沿岸に埋蔵されている石油を幾つも特定し、1981年に株式を公開しました。

Ed Bosargeさらに、同氏は金融市場の定量的分析に焦点を移し、将来歩むことになる道を決定づけました。 1980年代の大半と1990年代初期の期間、同氏は金融市場の挙動を予想することができ、大規模な確定利付ポートフォリオの利回りを向上させることが可能な非線形数学モデルの開発に取り組みました。 これに続く数年間に同氏が発表した金融モデリングの問題の数学的解決策に関する学術論文は20本以上にのぼります。

1986年に同氏は Frontier Companies(フロンティア・カンパニーズ)を設立し、金融市場予想技術を開発して大手金融機関からなる世界規模の顧客基盤に使用許諾を付与しました。 これが後年の Quantlab Financial (クアンティラボ・ファイナンシャル)の立ち上げにつながり、今日では大きな成功を収めている世界最大の高頻度取引企業の一つとして認められています。 同氏は現在、クアンティラボ社の会長兼CEOを務めています。

この数年、同氏は再生可能エネルギーと再生医療という2つの最先端分野に注力しています。 再生可能エネルギー 再生医療. エネルギーの面では、同氏は世界初の風力・太陽発電による「グリーン」な島 オーバー・ヤンダー・ケイ(Over Yonder Cay, OYC)を構想・開発し、現在は監督を担当しています。 バハマのイクスーマ島群に位置する OYC は、世界クラスの「オフグリッド(送電系統と繋がっていない電力システム)」による再生可能発電のプロトタイプとして一目置かれています。

再生医療においても、同氏は大胆なイニシアティブを発揮しています。 同氏は大胆なイニシアティブを発揮しています。 2014年に設立したBlack Beret Life Sciences, LLC(ブラックベレー・ライフサイエンシズ)によって、同氏は癌、糖尿病、神経変性疾患、変形性関節症、加齢に関連するその他の疾患を対象とした再生医療に基づく治療法を探求する世界的リーダーとなりました。 再生医療テクノロジーへの主要な投資により、緩和療法にとどまらず実際に根治や回復をもたらす療法を生み出す治療を目指す新たな取り組みの土台を築いています。 また、米国における安全で有効な細胞治療に関わるFDA承認を簡素化する取り組みにも積極的に関与しており、最近も超党派政策センターと提携して連邦立法イニシアティブで先導的役割を務めています。

健康とウェルネスの唱道者として、同氏は肥満や糖尿病の急増に対する解決策の探求にも注力してきました。 シェフの Ryan Turner(ライアン ターナー)との提携により、低カロリーで炭水化物ゼロ、糖分ゼロの代替糖 Sola(ソラ)を開発しました。本物の砂糖と変わらない甘味と質量を特徴とし、砂糖と同じように調理に使えます。 Sola は2016年後半に米国で発売されました。

Bosarge博士は、米ヒューストンのテキサス大学MDアンダーソンがんセンター(MD Anderson Cancer Center)のボード・オブ・ビジター(Board of Visitors)をはじめ、多くの財団で委員を務めています。 Bosarge博士は、米ヒューストンのテキサス大学MDアンダーソンがんセンター(MD Anderson Cancer Center)のボード・オブ・ビジター(Board of Visitors)をはじめ、多くの財団で委員を務めています。 また、成体幹細胞研究に対する支援、隔年に開催される Vatican Stem Cell Conferences (バチカン幹細胞会議)の後援、再生可能エネルギーの分野でのリーダーシップ等の功績により、バチカンからカトリック教会文化評議会(Pontifical Council for Culture of the Catholic Church)議長科学顧問に任命され、直近では再生医療に関する評議会のアドモニター兼シニアアドバイザーに任命されました。同博士はドイツ語に堪能です。

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